将棋の奥深さと楽しさを知ろう!【将棋一番星】
回り将棋/挟み将棋

回り将棋・挟み将棋で遊ぼう

現在の将棋界をリードするトップ棋士たちは、小学生の頃から将棋に慣れ親しんできたという共通項があります。しかし、将棋のルールは頭が柔軟な小学生にも覚えきれない所があるのもまた事実です。小学生にもルールが分かりやすくて遊びやすい回り将棋・挟み将棋を紹介していきます。

誰でも遊べる簡単なルールの回り将棋・挟み将棋で遊ぼう

将棋に限らず、スポーツなどの競技で大成する為には子供の頃からの訓練が重要になります。しかし、子供であるがゆえにルールへの適応や発達しきっていない能力のために早々に挫折してしまうことも珍しくないことです。将棋のように頭を使うジャンルではそれが特に顕著といえます。

子供のうちはルールが分かりやすいゲームで将棋への愛着を深めていくことが大事なのです。子供にも親しみやすいのが、「回り将棋」「挟み将棋」といった将棋の盤面と駒を利用するゲームなのです。

回り将棋とは?

回り将棋は、将棋の盤面と駒を使った双六の一種で最大4人まで遊べるゲームです。サイコロの代わりに金将四枚を振る「振り駒」を使うのが特徴の一つとなっています。

地方ごとに設定されているローカルルールが多いのも特徴で、本将棋よりも先に回り将棋で遊んだと言う人も少なくないようです。

遊び方について

回り将棋は、盤の四隅からスタートした駒が振り駒で出た数だけ進み、盤を一周するたびに駒の昇格を繰り返していくゲームです。勝敗の付け方は「王まで昇格した人が勝ち」「制限時間までに多く周回した人が勝ち」など一定していません。

駒の昇格は『歩→香車→桂馬→銀将→角行→飛車→王将』の順で、振り駒として使う金将は含まれません。ローカルルールではと金などの成り駒を昇格に含むこともあります。振り駒は、裏面は0点、表面が1点、横に駒が立つと5点、縦に立つと10点、逆さに立つと30~100点という風に得点を数え、出た点数と同じ数だけマスを移動ことが出来ます。

駒が一つでも盤面から出てしまえば1回休みとなります。振り駒全部が裏面だった場合、次の角まで無条件で移動できる「ワープ」になるローカルルールがあります。進んだ駒の停止先に他のプレイヤーの駒があった場合、先に有った駒はマス一個分奥に押し込まれて動けなくされてしまいます。

押し込まれた駒は他の駒が通過したときに引き上げられて復帰することが出来ます。通過による復帰には、「押し込まれた駒よりも格上の駒でなければならない」というローカルルールが設定されている場合もあります。

挟み将棋とは?

挟み将棋は、歩兵だけで行う二人用の変則将棋です。先手・後手共に歩兵9枚を使って相手の駒を取りつくすのが目的ですが、「挟み」と題されているように2枚の駒で相手の駒を挟み込まないと駒取りできないのが特徴です。簡略化されてはいますが戦略性の高さは本将棋に引けを取りません。

遊び方について

挟み将棋では、全ての歩兵が飛車と同じ前後左右に無限移動することが出来ます。挟みこむ駒の枚数には制限がなく、盤面の都合上最大7枚までを同時に取ることが出来ます。

盤面端の駒は前後と横を塞いで移動することが出来ないようにすると取ることが出来ます。また、取った駒は持ち駒にすることは出来ません。盤上の歩が一枚以下になった方が負けになります。

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