将棋の奥深さと楽しさを知ろう!【将棋一番星】
将棋道場

将棋道場

将棋を含むスポーツやゲームなどの競技では、「勝つこと」そのものに格別の醍醐味があるといえます。しかし勝つ為には戦法・定跡の研究と実践、実戦経験の積み重ねなどの実力を伸ばす為の努力が欠かせないのです。ここでは、将棋の実力を身に付けるための場所である「将棋道場」について解説していきます。

プロ棋士への登竜門・将棋道場に通おう

将棋を打つことを純粋に楽しむのであれば、実力の乏しい「ヘボ将棋」でも問題はないのですが、勝つことを楽しむとなればヘボ将棋からの脱却が必要不可欠になります。そのためには高い実力を持つ指導者と、充分な対局環境の両方を満たさなければなりません。指導者と環境、二つの条件をみたすのが将棋道場なのです。

将棋道場とはどんな所?

将棋道場は、「道場」と付いていることからも分かるように将棋を通しての健やかな人格形成と実力練成を目的とした場所です。街中の将棋場が大学のサークル活動に例えるなら、将棋道場は甲子園常連の野球部のようなものといえます。

実際には将棋道場と将棋場を併設する形で開業している所が多く、「将棋の勉強も出来る大きな将棋場」くらいの感覚で接してよい場所と言えます。

実力のランク付けができる

多くの将棋道場で導入しているサービスの一つが「棋力検定」です。将棋の段位・級位は日本将棋連盟が主催する検定制度で取得できるものですが、各将棋道場の独自基準による棋力検定試験を行っている道場も少なくありません。

独自基準の検定で得られる級位は公的な証明にはならないものの、目標到達の道標としては効果的なものといえます。また将棋連盟に加盟している道場では、道場独自ではなく将棋連盟基準での検定が行われています。

対局相手に困らない

将棋場は寄り合い所としての側面を持っているため、毎日必ず来る義務があるわけではないものです。そのため、時季や都合によっては誰も居ない日が出来てしまうこともしばしばです。

しかし、将棋道場はプロの育成も視野に入れた活動をしていることもあって人が全く居ないということが滅多にないのです。それに加えて、対局相手もプロ棋士の手が届く実力者から初心者まで幅広い層に分かれており、本当の意味での実力を養うのには最高の環境が用意されているのです。

リーズナブルでお得な利用料金設定

将棋道場は、対局希望者だけでなくプロ棋士志望者にも解放されているため定期的に通う利用者が少なくないものです。

将棋場や将棋道場では1日あたりの席料を利用者から徴収するシステムを採用していますが、通う日が多くなれば一ヶ月あたりの負担額は大きくなってしまいます。

そのため回数券や1ヶ月パスポートなどを発行してリーズナブルな価格で利用できるように工夫する将棋道場も多く見られます。

数が少ないのが難点

良いこと尽くめのように見える将棋道場にも短所が存在します。それは「将棋場に比べて数が少ない」ということです。将棋に限らず競技人口というものは人が集まりやすい都市部を中心にして分布しているものです。

将棋道場も商売のうちなので、必然的に固定客が多く望める都市部で開業することが多くなるのです。この将棋道場の立地条件を巡る問題が「若者の将棋離れ」の遠因になっているといえます。

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