将棋の奥深さと楽しさを知ろう!【将棋一番星】
将棋用語

基礎用語

将棋に限らず、どんなものにでも専門用語が存在しています。専門用語が多いとそれだけで二の足を踏んでしまうものですが、専門用語を覚えることはルールを把握することと同じなのです。ここでは将棋を打つために必要最低限の基礎用語を中心に、将棋の専門用語を紹介していきます。

基礎用語〜頻出する専門用語を覚えよう

将棋の対局では、様々な専門用語が飛び交うものです。一般的に使われている言葉もあれば、将棋でしか使わない言葉もあり覚えやすそうに見えて覚えにくいこともしばしばです。

しかし、一度覚えてしまえばルールや対局の理解に役立つ便利な知識になるものでもあるのです。覚えておけば役立つ基礎的な専門用語を中心に紹介します。

王手・詰み

将棋の対局の勝敗に関わる基礎用語が「王手」と「詰み」です。王手は、「次の相手の手番で王将を取ることが出来る状態」のことです。つまり自分の手番のうちに王将を安全な場所に逃さなければ負けてしまいます。

しかし、王将を逃すことが出来ない場合「詰み」となり自動的に負けとなってしまいます。

成る

将棋の盤面は9段9列で構成されていますが、端から数えて三段目までを陣地として扱います。相手側の陣地に侵入した歩・香・桂・銀・飛・角の計6種の駒は、駒をひっくり返して昇格することが出来るようになります。

この昇格を「成る」といいます。成った駒は違う動きが出来るため、より複雑な戦法を取ることが出来るようになります。

二歩

歩兵は一手で1マスしか前進できない弱い駒ですが、他の駒にはない二つの特徴を持った特別な駒でもあります。特徴の一つは「初期状態で9個」という駒の多さ、そしてもう一つが勝敗を決してしまうルールである「二歩」です。

二歩は「成っていない歩が同じ縦列2個以上存在してはならない」というもので、二歩をした時点で反則負けになってしまいます。

振り駒

将棋では、先手・後手の決定が勝敗を決することもしばしばです。もしも「先手も後手も強い棋士」が先手を取った場合、相手の「先手でないと勝てない棋士」は不利になります。このような不公平を無くす為に行うのが「振り駒」です。

自分の陣地から歩兵を五枚取り、サイコロのように盤面や床に落として表面が出た数で先手・後手を決定します。立ったり重なったりした駒は無効として数えます。

駒落ち

将棋を遊びで打つ場合、対局者の実力差がネックになって対局を楽しめないということがあります。実力差を埋める為にはハンデキャップをつけるのが最善の方法です。

駒落ちは手持ちの駒を減らしてハンデキャップをつける方法で、香車を減らす「香落ち」・角を減らす「角落ち」・飛車を減らす「飛車落ち」・飛車と左香車を落とす「飛香落ち」・飛車と角を落とす「二枚落ち」・飛車と角と香車を落とす「四枚落ち」・四枚落ちと桂馬を落とす「億枚落ち」などがあります。

投了

将棋にはどんなに最善を尽くしても活路が見出せない局面があります。実力差や手駒・持ち駒の数や種類、駒の陣形など様々な要素が絡み合うことで完全な手詰まりの状況に追い込まれることもしばしばです。打つ手がない場合にギブアップすることを将棋用語では「投了」と言います。

  • 『将棋の基礎知識』-歴史・基礎用語・ルール
  • 『駒の動き』-王将・金将・銀将・角行・飛車・桂馬・香車・歩兵
  • 『定番の戦法』-棒銀・居飛車/振り飛車・囲い・早石田・雀刺し
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